早期リタイアしたい方へ
早期リタイアとは簡単に言うと、
「定年を迎える前に退職して引退生活を送ること」です。これまでの一般的なサラリーマンは、
60歳などの定年を機に仕事を辞め、
そのときにもらえる退職金やそれまでに蓄えていた貯蓄などを元手にして老後生活を送っていました。
しかし
働き方が多様化している現代では
サラリーマンであっても若いうちから早期リタイアを目指して蓄財に励み、30~50代で退職した後は貯蓄や資産運用などで生活するケースも増える可能性があります。
そもそも早期リタイアの火付け役は欧米で、
いわゆる「FIRE(ファイヤー)」という略語から
ブームが広がっていきました。
ここでいうFIREとは「Financial Independence Retire Early」のことで、
日本語では「経済的自立と早期リタイア」という意味になります。
企業に雇用されて得られる給与所得に頼るのではなく
基本的に貯蓄や投資などで得られる不労所得をもとに生活することを目指したライフスタイルです。
欧米ではFIREブームになってきました。
日本では
まだ昔ながらの終身雇用制が社会に根強く残っている。
早期リタイアを実践している人はそれほど多くありません。
日本独自の終身雇用制や年功序列は変革の時代に向かっています。
早期リタイアという生き方を知っておいて損はないでしょう。