高橋ダンさん日本株はIPOに力を入れてる
2021年のIPO(新規上場)マーケットは変革期となる可能性がある。
6月に東京証券取引所の市場再編が控えており
主に
を中心に上場するIPOにとっても大きな影響を受けそう。
新興市場がし相当するのは新区分の「グロース」
で基本的にはマザーズ市場の基準がベースとなりそうだが
上場基準などにも変更があれば、大きない影響を受けそうだ。
2020年は新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、イレギュラーな展開となったが、その中で前年を上回る93企業が上場。
当初は
東証の市場区分変更を逆算し
市場再編の1年前までにIPOを行い
市場再編前に東証1部へ上場しておこうとする企業が多かったようで
例年よりも4月にIPOを行おうとする企業が多かった。
ただ
新型コロナの流行で株式市場が大崩れとなり
3月のIPOでは公開価格割れが続出。
4月に上場を予定していた企業のほとんどが延期となった。
新型コロナの流行による相場の急変で上場を延期した企業の多くは年内に再上場を果たしたが
一部は2021年以降に持ち越している。
ウィズ・コロナ相場に乗り
その後のIPOマーケットは復調。
コロナ後への期待感が相場を押し上げた年末相場では
IPOマーケットに外国人買いが流入。
プレイド <4165>
ヤプリ <4168>
ウェルスナビ <7342>
といった有名スタートアップ企業が相次いで登場。
足元の業績は赤字ながら市場からの吸収金額が大きく
需給不安が指摘されていたが
ふたを開けてみると大量の外国人買いが流入。プレイドは市場からの吸収金額が200億円超の超大型マザーズ案件だったが
大量買いを集めて上場初日に売買が成立しなかった。
プレイドの衝撃もあり
ヤプリ
ウェルスナビ
にも大量に買いが入った。
これら大型ベンチャー企業のIPO成功は、
2021年にも大きない影響を与えそうだ。
ここ何年も期待の
Preferred Networksをはじめ
ブロックチェーン技術を基盤とした
スマートロックのビットキー
大型リチウムイオン
電池のエリーパワー
人工クモ糸のスパイバー
新素材ではTBMもありこれら
有名スタートアップの登場への期待感が高まる。
市場再編前後にIPOが滞る可能性がある。